長く寒い冬に、部屋の中でより快適に過ごせるようにと生まれた北欧デザイン。
その大胆なパターンやビビットな色使いは、長い間、北欧の人々の暮らしに
彩りを添えてきました。
なぜ北欧デザインは日本人に人気があるのでしょう?
自然素材のもつ美しさを存分に活かし、あたたかみあふれたデザインが、同じく昔から自然とともに
生活してきた日本人の心にふれるからでしょうか。
北欧のデザインがあたたかく、人を包み込むようなテイストであるのは、自然の厳しさからきています。
北欧の冬は太陽が真上には昇らず、水平線の少し上を平行移動して沈んでしまいます。
寒さも厳しく、人々は家の中にこもることを余儀なくされます。そこで発達したのがいかに家の中を明るく、
そしてあたたかく居心地のいいものにするかという知恵です。
外に太陽がなければ、家の中に造ればいいと北欧の人達は考えたのかもしれません。
そこで生まれたのが照明です。
私は北欧デザインの照明がとても好きです。
その中でも好きなのは、デンマークの著名な建築家、P.V.イエンセン・クリント氏作
LE KLINT( レクリント)172A・172Bです♥
レ・クリントの歴史は20世紀の初めにさかのぼります。
デンマークの著名な建築家、P.V.イエンセン・クリントは紙を折りあげて作る
手工芸のシェードを創出しました。
レ・クリントの誕生です。
それから数年、クリント家の趣味の手作りとして生まれたこのシェードは、優れたデザインと
機能を持つあかりの名品として世に知られ、1940年代にレ・クリント社が創立したのです。
そして現在、世界中で愛されるベストセラーとなっても、クリント家の伝統は守られています。
優れたデザインと機能を手仕事で創りだすこと・・・
レ・クリント家の精神と歴史は、1世紀を経ていまも受け継がれています。
1枚の特殊プラスティックペーパーをひとつひとつ手で折りあげてできる、美しいフォルム
レ・クリントが持つハンドクラフトならではの優しい光と影は、長く厳しい冬を過ごす
北欧の生活の中で磨かれて来ました。
それから約1世紀。
創業時から続く手づくりの伝統を守りつづけるレ・クリントは、心安らぐあかりの名品として、また、
クオリティー・オブ・ライフを追及する北欧デザインの代表作として、世界中から愛されつづけています。
世界中の人々に永く大切に愛されるデザイン。
北欧デザインの魅力…増すばかりですね(*^^*)!♥
また私のお気に入りの北欧デザイン、ご紹介しますね~♥